2011/03/09

マルチメディアの変化と.MTSのワナ。

 CMを完パケをしにスタジオ向かう途中でCMのOKの連絡がきた。
出がけにmp4でiPhoneに送った動画ファイルを出先で確認しましたとのこと。

 上手く道具を使うことで、明日搬入をマストにケツ合わせにして途中を工夫出来る時代。
昔はスタジオ待たせたり、ヤマト待たせたり、自分で届けに行ったりしたもんだった。

 携帯やその他ITやらマルチメディアやら機械やらどんどん進歩して本当に便利になってるのか?
なんていうけれど…確実になってます!!

 何がどんなに進歩したってやっぱり道具なんだよね。使えないのは使う側の問題。かく言う自分もゲームに関してはまったくついていけなくなった。セガサターンでサカつくやってた頃が懐かしい。難しすぎてつまんないんだから仕方がない。

 先日人に頼んだ撮影の編集をしている...かなり長尺のものだ。パナソニックのAG-HMC155で撮影されたAVCHDの素材を編集しているのだが重い重い…【.MTS】という特殊なMPEGの形式。Adobe Premiereではネイティブで扱えるが、AfterEffectsへ持って行ってのDynamicLinkを使用してちょっとのカラコレ編集で気が遠くなるほどのレンダリング時間Core i7のメイン機が昨晩からずーっと使えないという異常事態。

…撮影時にちゃんとアイリスとホワイトとってくれればカラコレ要らなかったかもしれないのに…くそっ!

 まあ、何にせよこれはヤバイ。リンク切れを直すとファイルを誤認識したりととにかくこの.MTSは相当厄介もの。実のところはただのMPEGなので拡張子を.mpegに変更すると誤認識は直ったのだがレンダリングは解消されず…何か方法を考えなくてはならない。

 ファイルをよく見ると…53分だろうが26分だろうが変わらず3.99GBとなっている。これはたぶんSDカードの規格の最大ファイルサイズだと思う。
 そして考えた…ということはきっとデコードにてこずるからこの.MTSは扱いづらい。結局のところ.MTS→.mpeg等にエンコードして取り扱うのが一番な気がする。

 今から.MTS→.mpeg+再レンダリングの準備+テストする。メイン機は別の編集に使わなくてはならないのでサブ機でのレンダリングになる。

 ふーこれは長時間の撮影をワンファイルにまとめるので「撮影」に便利になってはいるけれど、たぶん編集には便利になっていない気がするな…。が、どれも道具だ!使う側が振り回されてたらダメ。がんばれーオレの2号機!


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