2012/07/30

充実の土曜日

昨日は夕方まで仕事休んで都内へ。
ビックカメラでRolleicode用にNDフィルターを買ってマンフロットの三脚を物色。。。
仕事用の701HDVのビデオ雲台と055XBのクラシック三脚の脚は決まり。
あとは写真用の雲台をどうするか??
ビックカメラはスタッフ親切で色々触らせてくれて最高!



大学の先生からインフォメーションもらっていたのに
おととい行けなかった高橋キンタローさんの個展「of the shape looks」へ
http://spaceyui.com/exhibition/kintaro.html

いや、かなり素敵なイラストでした。アラビア風な建物の絵がかなりグッと来ました。
絵が描けるってやっぱり素敵だな~。
最終日だったんですね。イラストコースの仲間には見てもらいたかったな。

あちこち、歩き回りながら四谷へ。





先日お世話になった篠原先生のギャラリー「Roonee 247」へ
http://www.roonee.com/

フィルムを使った写真のグループ展を開催していました。
忙しそうにしていた篠原先生とも話ができてかなり有意義な時間をすごしました。

「手焼き職人とのコラボレーション」というワークショップがかなり気になります。
秋に展覧会に参加出来るっていうのがいいな~♪

自分自身の作品づくりってやってみようかな。
二日連続くたくたでした。

2012/07/29

慣れない事をする楽しさ。



はじめて「東京都写真美術館」に足を運びました。
大学のクラスメイトの方に勧められた展示に興味が湧いたからです。

「自然の鉛筆 THE PENCIL OF NATURE」技法と表現
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1595.html

ダゲレオタイプとカロタイプに始まった近代写真術、
その写真の歴史を技法側からアプローチした展示でした。

結論から言えば、めちゃめちゃ面白かったです。

カロタイプにはじまりネガポジ法の進化の過程を追った1部。
1839年の発明以降カロタイプよりも人気を博したダゲレオタイプなどの金属への印刷技術を紹介した2部。
カラー写真への変遷を紹介した3部の構成でした。

1部の紙への印刷に多くのスペースがさかれてその時代背景と写真家と開発側との関係が上手く見せられていました。

僕的には「写真」を語る時に「撮影者」「被写体」「作品」と並び、実は重要な要素ではないかと思う「道具」の話。

カメラだとか印画紙だとかその両方を工夫して撮った撮り方だったりとか
何かその辺にすごい興味のベクトルが向くのでかなりよかったです。

あれほど嫌いだったマンレイのフォトグラムにかなり魅せられ、少し好きになりました。

慣れない美術館見学でクタクタになった一日でしたが、、、
楽しかった。

「作品」という部分好きな人はイマイチかも知れませんがオススメです。

2012/07/26

「0」からつくっていく



先日写真の先生とのメールのやり取りの中ですっと納得できる言葉をもらった。

昨年から通っている通信教育の大学。
当初、いや今も当然仕事に活きるようにと思い自分自身の中にない芸術的裏付けを
学びたくてスタートさせた。
今年は写真コースに移って暑い夏は月に何回かのスクーリングにも通う。

昨年から今にかけて、結構大きな進歩と同時に心境にも大きな変化があって
仕事的には明らかにこの間「人に見せたくなる」ような映像制作が出来るようになってきた。

と同時に今まであまり考えた事がなかった自分自身の「表現」ということを特に今年度になってから考えるようになりました。
写真に関して言えば「記録」ではなく「表現」の写真ってなんなのだろう?と...

スクーリングごとに講義してくれる先生にこの「表現」の写真ってどういうことですか?と訪ねる事を自分の中に決まり事にしている。


テクニックじゃない部分を知りたい。


後日、1通のメールが来ました。

「仕事」におけるものづくりは「1」からはじめること。
題材や素材、要求や制限。いい意味でそこに依頼があってそこからつくりはじめることです。

Fine Artや美術はただアーティストが勝手につくり、勝手に発表していくこと
つまり「0」からつくっていくこと。
そこがアートとビジネスの違いなのでは?

と言った内容。

この「0」からつくっていくという話が妙に納得出来ました。

「仕事に活かしたい」これはやるからには当然。
でも、結果論だし最大の目的ではないかもしれない。

少なくとも自分の心をはげしく突き動かす動機ではないのかもしれない。

「0」からつくりたい
美大で学ぼうと思った根っこの動機はこれだったのかもしれない。

これから卒業までの数年間。
仕事ではない「0」をいくつもつくろう。

結果その事が先の自分をつくるから。

「0」からつくっていくために
「0」からはじめるフィルムとのお付き合い。
Rolleicodeという二眼レフカメラを買いました。

「Rolleicode Ⅱ-1型」1936年発売のカメラです。


2012/07/21

白という色のお話

昔々、
まだ静岡の営業マンだったころ、CMの撮影でいっしょになったカメラの人(ビデオ)が色に関してとてもスペシャルな人だった。

撮影してるとホワイトバランスっていうのがあって、カメラは「白」をとして認識出来ないのでこの「白」が白ですよって撮影前にカメラに教えてあげます。

例えば、、、蛍光灯の下での白は少し青に振れてるし、太陽の下での白は少し黄色に振れてる。
同じ「白」でもその場の明かりで白の色は変わります。

もう何年、いや十何年も前に小僧だった僕に衝撃を与えたカメラマンはファインダー越しに色温度で会話する人でした。

「2900k(2900ケルビン)」を自身の絶対的な基準として持って壁の色、居酒屋の照明、車のヘッドライトざっくり全部白なそれらをきっちりそれぞれの白として僕に教えてくれる人でした。

その当時、そしてそれから何年経って、今でもホワイトバランスはやはり白で白を合わせます。
2900kを基準に絶対的な白を作るあの方には及びません。。。があの時期に与えられた衝撃は今も自分自身の中にあって、、、

この時間になって戻ってきて、今日の午後にレタッチ、色補正した写真たちを見た時、
100枚近い写真の「白」が「白であること」に少し安心します。

いったい何の話なんだかね?自分より若いクリエーターにロジックをもってこのことを説明できない自分を反省しつつ今日は寝ちゃいます。

おやすみなさい。

次の世代にこの話はちゃんとできるようにがんばろ。


2012/07/06

7月はじまった。



おかげさまで、引越しからバリ出張??
いくつかの充実した案件を終わらせて怒濤の忙しさが一段落しました。

7、8月は比較的ゆったりと大学のスクーリングと課題に取り組みつつ撮影モノの案件の編集と秋に向けての企画を進めようと思っています。

起業して5年目にしてはじめて熱出て疲れ過ぎで寝込みましたね。。。半日も
でも、もう復活しています。

今日は都内にセミナー行って、東京サテライト寄って軽く仕事したら夜は基地で黙々と編集を進めようと思っています。

明日は写真コースに移ってはじめてのスクーリングです。

貴重な時間

旧知の先輩、友人、後輩たちと久々の再会をしてきました。
ある時期、あるタイミングで同じ場所で同じ時間を過ごしたメンバーがその後それぞれのやり方、生き方で過ごしたあとの再会。
ここ数回この貴重なタイミングを逃してしまっていたのですが、今回仕事の都合も上手くつき参加出来、とても有意義な時間を過ごせました。
ありがとうございます。

何年経ってもこういう集まりを続けてくれるメンバーのみなさん。
ホントありがとう。
個人事業主の自分にとってはこういう集まりはとても貴重です!
ホントありがとう。