2011/12/28

今年も1年ありがとうございました。

日本全体が災害による影響でとても大変な1年でした。
プラスアルファドットティーヴィーとしても2011年は中盤とてもしんどかったです。
しかし、ありがたいことに多くの方にいい仕事をたくさんやらせていただき年末まで無事来ました。
ありがとうございました。


下記に今年1年関わらせていただいた仕事でネット上に上がっていて見れるものをピックアップしてみました。
どれも自信作です。お時間のある時に是非ご覧ください。



・吉田輝幸 アーティスト・ボディメゾット
http://youtu.be/g4BqlPPJnzI


・NECリクルート トップの 「1分でわかるNEC」
http://nec-recruiting.com/2013/


・THE RIDE:MTB DVD 撮影・監督/編集
http://youtu.be/-LC8nJhDgJE


・「まちばた.net(http://machibata.net/)」ウェブ操作説明映像
http://youtu.be/O5JZxA7Do2Y


・Vicotr 「Lisa Halim / 愛のコトバが降りつもる feat.meajyu」編集
http://youtu.be/--S_E3XQ9c8


・iPhone/iPad アプリ「Real Coach」イメージ映像 撮影/編集
http://www.realcoach.jp/


・SUBARU INPREZA アクセサリーサイトバナー動画一式 編集
http://www.subaru.jp/accessory/index.html


・Vicotr 「サカナクション/ミュージックビデオ集~トレーラー」編集協力
http://youtu.be/xWaLf_ZhmwA


・「i-フィルター」モーションロゴ・アイコン制作
http://www.daj.jp/cs/


・TOTO「TOILET BIKE」CM メイキング編集
http://youtu.be/p0cmB_-v8pE









2011/12/20

大学生というもう一方のスタンス。

【SONY NEX VG-10 + Tokina AT-X 116 PRO DX

前回の「旅する本社」の帰り道、富士川ICで抜群の富士山。
これだけワイドでなかなか撮ったことない。
住宅の仕事用に買ったレンズだが、風景は今までとはちょっと違った画が撮れてなかなかおもしろい。

「旅する本社」で静岡へ行くと片道約「2時間半」。
この「2時間半」って時間がモノを考えるのに結構いい時間でこの2時間半で「答え」が出ないものはいくら考えても出ないと割り切っている。
前回帰り道、運転しながら帰りに考えたこと。。。

自分の「大学に対するスタンス」??

今年の5月に入学し、課題をはじめスクーリングに行くようになって今年度もあと4ヶ月もない。
「ものづくり」に対して常に「仕事」とセットになっていた自分には、生意気かつ優秀な多摩美卒の後輩たちがおよそ考えもつかないスタンスで「ものづくり」に取り組んでいることだったり、
今年こんな時期だからこそ大学に通おうという選択をしたこと。
今思えば、「映像制作」っていう今の仕事にちょっとしたカベみたいなものを感じてたこと等々…

9月後半から再び仕事が忙しくなってきてなかなかに両立が難しくなてきているが、
結論から言えば、通ってみてとてもよかった。

・描くことに対してのコンプレックスが少しなくなった。
・自分がどんな画が好きなのかを改めて見直せた。
・「画」に対してこだわりができた。
・「絵を描くこと」がとにかく好きな人たちのなか、自分はやっぱり「映像を創ること」が好きだと思えたこと。

強烈に「映像クリエーター」であるという自我が出ました。
今、半年前の自分と比較しても圧倒的にいい映像を創っている。
先生がた、同級生にはホント感謝です。

セミナーとかで有名になったクリエーターの人が、美大生とかに言っているのをよく聞くことだが、仕事では必ずしも好き勝手に「ものづくり」が出来きるわけではないので大学生のうちに思いっきり「ものづくり」してください。
仕事でしか「ものづくり」をしてこなかったということもあってどういうことなのかわからなかったが、今はこれを思いっきり真に受けている。
僕は大学での「ものづくり」は課題であってもスクーリングであってもそれ以外もとにかく「楽しみたい」と思っている。
究極、「映像」にプラスアルファのスパイスとしての「イラストレーション」と思っている自分としてはみんなほどの「思い」も「必死さ」もないかもしれない。

んーやばいな…なんかあんまり正直に書くのも問題があるかもしれないが、

必要性を感じなければ卒業することもあまり意味がないと思っているし、他のことが必要と思えば写真科とかに移籍するのもありだな・・・なんて思っちゃったりもしている。

上手く言えてないかな…

2Dice」という活動をいっしょにはじめ、
彼の「画を描く姿勢・能力」をリスペクとしている同級生の映像を撮った。



若くして家族がいて、簡単には決断できることではないとも思う。
特別彼だけに対してということではなく、ここで知り合った志し高い同級生には「画」で食っていけるようになってもらいたいと思う。

課題とか大変だけど、いっしょにいろいろやっていこうね!


余談…

映像屋といういつものスタンスでは僕は一応プロなのでちゃんと「目的意識」持って創りました。
息詰まるようなドキュメンタリーを来年コンテンツとして撮りたいと思っているので
これは、そのサンプルにさせてもらいますよー!







2011/12/07

新兵器届いた。


前回の記事で書いたレンズがあっという間に届きました。
恐ろしい時代ですね。行ったこともない香川の店から見たこともない商品が翌日には届く。。。

「Tokina AT-X 116 PRO DX」ソニー用・・・5万円弱です。なかなかいいお値段です。


SONY Aマウント対応なので、EA-LA1、EA-LA2などのマウントでEマウントのVG-1、NEX-5で使えます。




今持っているどのレンズよりも「レンズ」を主張した見た目。。。さすが5万円弱!
でかいです。早速VG-10に装着。
コレがつかないことには次の撮影を最初から考え直さなきゃならないのでやや緊張。




ドーン!イカツイ!でかい!カメラ本体とほぼ同じ大きさ。。。さすが5万円弱!
なかなかに立派なカメラに見えるよ。


早速テスト。
Tokina AT-X 116 11mm F2.8 1/60 ISO400 AWB】

オフィスの建物内のリフレッシュルームでテスト。
うーん広角です。広い。明るい。
たぶん、広いんだと思うのだが、実際のところどんくらい広いのかわからないので、
Eマウントの16mm短焦点で同じように撮影。

SEL16F28 16mm F2.8 1/60 ISO400 AWB】

だいぶ広い!いいねいいね。手前に物が来るとだいぶ歪むけどいけるんじゃないか??
ちなみに、VG-10にSEL16F28をつけるとこんな感じ。


先短い。見た目的にもTokina AT-X 116のほうがいいでしょ!さすが5万円弱!


Tokina AT-X 116 11mm F2.8 0.6" ISO400 AWB】
NEX-5に装着してテラスより夜の外を1枚。
F2.8と明るいのでシャッター速度が以外に速く設定できる。
手振れ補正なしで適当にとっても以外にいい感じの撮れちゃう。


あーイルミネーションでも撮りに行きたいねー:D


10月のMTBの仕事で一気にレンズに興味が傾倒していってついに手を出した感のある
レンズっぽいレンズ。


現在の装備/



・SONY SEL18200
・Tokina AT-X 116 PRO DX
・SONY SAL50F18
SONY SEL16F28
・SONY SEL1855
・INDUSTAR61 55mmF2.8

なんか結構揃ってきた☆






2011/12/06

大学と仕事の微妙な関係と相乗効果。

「Tokina AT-X 116 PRO DX」というレンズを買おうか迷っている。
仕事で撮影が室内の撮影があるので広角で撮れるワイドレンズが必要で気になり始めたのだが、迷っている。




レンタルで似たようなレンズを借りれば済むか・・・?という打算的な考えもありながら、
買うにしても、買わないにしてもなぜ「決断」しないのか?というのがちょっとここのところ自分の中で不思議に思うことだった。



先日、納品した映像を作るときも撮影時のレンズをどうするか考え、レンズを購入している。


まあ、金額的なところもあるけれどピンときて即決で購入した。
お陰で撮影はめちゃめちゃ上手くいったし、気に入ってそれからもこのレンズは重宝している。

大学に通っていて、膨大な量のスケッチを描く課題で足踏みしている。


「人物」「物」「動物・植物」「風景」を各25枚づつ描くのだが、「物」と「人物」が結構先行していて「風景」がかなり遅れている。


【先日行った宮崎の河口】

 
【左:セミナーで話を聞いた箭内氏 右:新しいカメラGoPro】

なんとなく、大学行き始めて画を描くということに対してのコンプレックスみたいなものはなくなってきてそれなりに描けるようにはなってきたが、
「風景画」は相変わらず苦手だ。。。思うように描けなくて描いてて楽しくないのだ。。。

宮崎で見た海と空はきれいで、河口に掛かる橋の上から見た水平線の上の雲は美しかった。
「雲」が描きたくて描きはじめたのに「雲」上手く描けないのだ・・・いや、これでも結構描けるようになったほうだとは思う。

とくらべると「人物」「物」は結構手馴れたもんで色塗らなければ結構描くのも楽しい。

今日、運転しながら富士山に掛かる「雲」を見て、
ふと、何で「雲」が上手く描けないんだろう?って考えてみた。。。で、ひとつの結論に至った。

実はこのふたつの問題は同じことなんだということ。

オレは「50mm超のやや望遠気味レンズで撮る画」が好きなんだと思う。
「人物」ならバストショットのインタビュー風、「物」ならよって撮った感じ。
たぶん、人を見たり、物を見たりするときに本当にこういう風に見えていてフォーカスが合うと背景がぼやけて見えて気にならなくなっているのだと思う。
普段からこの50mm位で「どういい感じに見えるか?」ばっかりが気になってアタマにあるのだと思う。

逆に、11mmとか16mmっていう「パンフォーカスの広角の画」が苦手なのかな?と思う。
画面全体にフォーカスが合っている時にざっくりと輪郭は捉えられても細かく全体にピントが合わないので「雲」ばっかりが気になって他がどんな風になっているのかがわからなくて描けないのじゃないだろうか?

「風景」を描く時は風景を見る目で見なきゃダメなのだろうなきっと。
50mmの目で見た風景を20mm前後で撮った写真を見ては描けないんだな。

このまま苦手でもしょうがないので、ちょっと意識していこう。
苦手は克服してきたじゃないか!

と、いうわけで「Tokina AT-X 116 PRO DX」注文した。

大学通いはじめて、「つくる映像」にいい影響が出ているのがわかる。

「映像をつくれる」というだけもで楽しかったのが
「いい映像をつくりたい」という欲求がひとランク上がった気がする。

もっと、楽しく「ものづくり」して仕事に活かしたい。

来年は「Tokina AT-X 116 PRO DX」も使った企画をひとつやりたいと思っている。
長ーい自分への言い訳だった。