2011/06/24

カンヌ国際広告賞

 トロフィーがライオンである事から「Cannes Lions」とも呼ばれる「カンヌ国際広告賞」で日本のCMとしてdocomoの「森の木琴」が受賞をした。



 10年前、「映像を自分で創りたい」そんな思いを抱えた静岡の広告代理店の営業マンだった僕に「映像の話」をしてくれた方が監督された作品。

 本当に心から祝福しています。そしてずっと尊敬しています。
もう10年以上経つんだな…。



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2011/06/21

Youtube 3D動画(立体視動画)の楽しみ方。

 アバターで一気に盛り上がった3D動画だったが、あまりに見れる環境が限られているためなかなかにその普及は進んでいないように思える。なんとなく、制作者のエゴなのかなー?なんて思ってしまうこともあるのだが、携帯には裸眼3Dのディスプレイが搭載されたり、撮影まで可能になるなど絶対にはまるコンテンツが出てくるはずです。

 プラスアルファドットティーヴィーでも「GoPro」による3D撮影や「FinePix REAL 3D W3 FX-3D W3」撮影による素材を使って3D動画(立体視動画)の制作をしてきました。

3D動画(立体視動画)を簡単に公開する方法としてYoutubeがあります。いち早く3Dに対応し、サイドバイサイドなどで書き出した動画を3D動画してくれます。

 今回はその公開方法ではなく、その「楽しみ方」を書きます。

 まず、3D動画の見分け方
 プラスアルファドットティーヴィーのトップページにもサンプルを出しているのですが、3D動画は大体左右に「同じような」動画が並んだ状態のサムネイルのものがそうです。

 再生ボタンを押すと右下に「3D」ボタンが出てきます。これで視聴環境にあった再生方式にします。


 3Dボタンを押すとタブが持ち上がります。


 一番上の「赤/シアン」となっている部分が現在の視聴方式です。今回は「赤/シアン」つまり、昔付録などで付いてきた赤青メガネで見る形式となっています。ここを変更するためにクリックします。


 大きく分けて上から順に「色つきメガネ」「3Dテレビ・モニター」「メガネなし」となります。

・「色つきメガネ」…代表的なのは「赤/シアン」(赤青メガネ)ですが、「緑/マゼンダ」などもあります。お手持ちのメガネの色に合わせて選んでください。

・「3Dテレビ・モニタ」…映画館のRealDのメガネと同じメガネで視聴可能なのが「水平インターリーブ~」になります。専用のモニタと偏光式のメガネの組み合わせにより視聴可能です。確認はしていませんが3DTVで視聴の場合は「サイドバイサイド」に設定し、テレビ側で設定して視聴が出来るはずです。今後はインターネットテレビなども普及してきてここの利用が増えそうな気がします。

・「メガネなし」…色つきメガネも特別なモニタもない場合には「目がよくなる本」的な見方でより目にして3Dを見ることが可能です。

 自分の視聴環境に合わせてクリックすると画面が変わります。

 
 設定した状態で3D動画が見れているかのデモ動画が流れます。「上手く表示されました。動画に戻ります。」をクリックすると元の動画の視聴環境が変わっています。

 3Dボタンのタブの上から2番目以降で細かく見方を設定できます。

 再生される動画は以下のような特長があります。

「色つきメガネ(アナグリフ)」形式
色が「青/赤」などで端でずれたように表現されています。昔のように全動画部分が「青/赤」の2色になるわけではなくフルカラーの設定にすれば色の再現性もそれなりに出ます。

「水平インターリーブ~」形式
専用のモニタの走査線で左右の映像を分けます。偏光レンズを利用し立体感を味わえます。PCのモニタに多く使われた方式です。フルカラーが再現されますが、映像のズレも目立ちます。よーく見ると横線が入っています。

「メガネなし」形式
映像上の2つの白点をじっと見ることで映像を立体的に浮かび上がらせます。平行法や交差法と言われる方法で特別なモニタやメガネなしでも見れます。

「番外」
※3D動画を2Dで見るには「3D」ボタンから「3Dをオフにする」を選べば2Dとして動画を楽しめます。

 基本的にはどの方法もいかに映像を左右の目に振り分けて見させるか?というための方法となっています。以上を踏まえて是非3D動画を楽しんでみてください。「3D」ボタンは再生後に出てきます。視聴環境に合わせてご覧ください。






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2011/06/15

「営業が出来ない」ということの意味。

 緊急雇用対策から含め1年間仕事を手伝ってもらっていた人が先月末で退社しました。またプラスアルファドットティーヴィーは一人体制になります。

 「震災による売上の低下」がきっかけではありますが、3月までのレギュラーが終了し、「出社」することだけが「仕事」になってしまい「雇用の継続を続ける」=「さらに経営を圧迫する」になったので話をし「休業」というカタチで雇用を継続させていましたが、結果5月末でということになりました。

 緊急雇用対策の終了後、7ヶ月におよび毎月赤字を出すスタッフを抱えるなど得るものが限りなく少ない雇用関係でしたがある面勉強になった部分もあります。

 「ものづくり」をする人間の多くが「営業ができない」ということを言います。僕は広告代理店の営業上がりなので、「営業」が大好きですし、「出来ない」という意味が正直わからなかったというのが本音です。

 起業し、フリーランスで3年もの間、映像業界という専門能力で戦う分野で生きてこれたことの半分以上は「営業が好き」ということによるものだとさえ思っています。

 逆に、僕が仲良くしている「ものづくり」する人たちに「営業ができない」人はいません。みんな確かな技術に合わせ、自分自身のプレゼンテーションがしっかりと出来、クリエーターである以前に人間としての魅力を持っています。

 この違いは何なのだろう?と考えるいいきっかけになったことが唯一今回のプラスの部分です。

 「出来ない」という人、これは「営業」の意味を取り違えているか「出来ない」のではなく「やらない」んですね。僕らの営業というのは「モノ」を売るだけでなく「仕事」を作ることです。セールスではなくクリエイティブなんです。自分のやりたいことはコレですって自分自身を告知し相手に伝えることです。これはお客さんに対してだけではなく、スタッフ同士でも親兄弟に対してでも、友達でもブログでもTwitterでも何でも同じととで、自分の「何」をやりたいかを伝えられなくてお客さんの伝えたい「何」を伝えられるか!ということだと思う。

 自分のやりたいことを「仕事」にしていくというのはそういうことなんじゃないかと思う。

 「営業が出来ない」ということはイコール「やりたい仕事を作れない」ということ。
 
 じゃあ「営業」ってなんだ?っていうと僕が思う今のこの仕事における「営業」は「相手を知ろうとする行為の過程」だと思う。「売る」よりも「知る」だと思う。「知って」から「考えて」はじめて「売る」「創る」だと思う。これは対お客さんに限ったことではない。社内もそう、同業社や協力社に対しても同じ。営業がセールスではなく「仕事を作る」クリエイティブなのだから当然。

 仕事における「営業」は「創る」ために必要なことであって自分のやりたい「創る」というのは実は最後の行為でしかない。その「創る」のためにアクションをこと全てが「営業」なのだろう。人と会って話をしたり、情報を集めたり、プレビュー用のサンプルの制作や実績のアーカイブ。「数字つくる」行為全てが「営業」だと思う。

 「営業が出来ない」という人はこの「仕事を作る」というところもやろうとはしない。ちいさな組織においてこの「営業が出来ない」(仕事を作れない)で社内で受け仕事というのはイコール仕事をしていないのと同じだ。

 何度も「何をしたいのか?」と聞いたが結局1年間何をしたかったのかわからないままに退職していった。

 「クリエイティブ」な仕事はハローワークにはない。「クリエイティブ」な仕事は本気で「ものづくり」をしている人たちが自分たちで「創っている」のだ。



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2011/06/08

Bloggerがモバイル対応。

 ブログのアクセス数を見ようと思ってBlogerのダッシュボードにログインしてみると何やらポップアップが出ている。「モバイルに対応した」的なことが書かれていたのでとりあえず見てみる。


 何を今更…と思いつつ、たしかにモバイル対応…ベータ版…これって今日ついたのかな??なかったよね?とと思いつつ電話しながら片手間に設定。今までずっとBlogger Touchを使っていたのでそれをはずしてどうなるのかを確認。


 フム…なかなかいいじゃん。こっちにしよう!



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talking b-microSIM プラチナサービス届いた!


申し込みからあっという間に届いた「talking b-microSIM プラチナサービス」のSIMカード。通話なしの「b-microSIM プラチナサービス」から通話も可能(無料通話1050円分)付きのプランに変更。

これで、GALAPAGOSは3D映像(立体視映像)プレビュー専用の端末になった。携帯3台持ちの生活からようやく2台持ちに戻れた。

しばらくはこの状態を継続してお金貯めるぞ!

「talking b-microSIM プラチナサービス」にしたことでSMSが使えるようになったので、Googleが買収したグループメールのアプリ「Disco」を使ってみたかったのだが…何故かアクティベート出来ず…まぁBelugaがあればいらなし、SMSがキャリア間でも可能になるからいいか!




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2011/06/06

月末に台湾行きます!

 プラスアルファドットティーヴィーアジア進出のを目指すアクション第4弾(第1弾シンガポール、第2弾バリ,第3弾タイ)で月末に台湾行きます。今回は若手のクリエーターたちとの合同合宿の予定。

 今月半ばにたしか・・・台湾のビジネスマッチングが何とかーって誰かに聞いたな・・・誰から聞いたんだっけなー。どうせ行くのだからビジネスチャンス作りたいなー。

 というわけで、SIMフリーiPhone4用台湾SIMについて調べるかな。



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2011/06/05

talking b-microSIM プラチナサービス

 バリから帰ってきてGoPro3Dを編集し始めるよりも先にしたことは、Softbankで使っていた3Dプレビュー用のGALAPAGOSの番号を日本通信 talking b-microSIM プラチナサービスへMNPをした。

 昨日のブログでも紹介した最強SIMフリーiPhone4(→記事はこちら)で利用するこっとにした。通話無しb-microSIM プラチナパッケージで使っていたのだがこれで5,000円近い節約になる。これで1年でひとり分のバリ渡航費が浮くよ:D

 日本通信 talking b-microSIM プラチナサービスはSIMフリーiPhone4専用にDocomoの電波を使えるSIMカード。日本通信はこれ以外にもSIMフリー端末向けのサービスを展開している日本では珍しいとても先進的な企業☆

 GALAPAGOSは3Dのプレビューさえ出来ればOKなのでもういい!SIMフリーiPhone4はインターネット共有(デザリング)も使えるし。しばらくはガジェット我慢だな。次…あるとすればEVO 3D出たらメインのDocomoをMNPしてWiMAXもやめるくらいかな…。

 10日前後にSIMカードを発送、発送から受け取りのタイムラグで2,3日の間番号が使えない。使えないのは仕方ないが、10日+2,3日...2週間弱iPhone4が使えないのがちょっと…と思っていたら申し込んでから早い!5日で発送してくれるという連絡が来た。来週には届く!

 楽しみだ☆



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2011/06/04

やっぱりSIMフリーのススメ!


 5月の末から6月に入るまでの4,5日間でGoPro3Dの撮影テストをするために再度バリヘ行ってきました。

 3月のアタマに"よし行こう"と決めてから3ヶ月弱はいろいろありすぎて正直どうだろう?という気持ちもありましたが、これからの自分の仕事の軸の1本になる可能性を秘めたGoPro3Dと、今後アジア諸国も含めたノマド的な仕事のスタイルを考える上でのテストケースにもなるだろうと思い予定通りに出発をしました。

 フリーランスで仕事をしているため時期をはずして出かけられるのはいいのですが、旅行中もPCとネット環境は欠かせません。旅先で編集は当たり前、バリからイベント映像納品何てことも過去にはありました。

 バリは食べ物などの物価は日本に比べ格段に安いのですが、ネットに関わる価格は思いのほか高く、ホテルのインターネットを利用すると4泊で10,000円以上かかるなんてこともあります。そのため、前々回からMifiという渡航先でポケットWifiのように使えるサービスを申し込み利用するようにしていました。


 これならば1,280円/日程度でコストが抑えられますし、ホテルから持ち出すことも可能なのでiPhoneやiPad、Android何かで仕事のメールのやり取りも可能です。

 しかし、今回これすらも必要が無いことが発覚!前回のバリ渡航の帰りにトランジットで寄ったチャンギ(シンガポール)で買ったSIMフリーiPhone4がマジすごい!

 バリにに着いてすぐに行きつけのスーパーで売っている格安現地SIMを購入。以前にも通話用にイーモバイルのEMONSTERで利用したことがあるので慣れたもんだ。たぶんオージーやポーリアンなんかも買いに来るのだろう。iPhone4で使うことを伝えるとTELCOMSELの通常のSIMを上手にカットしてマイクロSIM化してくれた。わざわざハサミまで持って行っていたので助かった。スタートアップのSIMが50,000Rpと通話100,000Rpと通信50,000Rpを購入…約2,000円。設定までしてくれる。

 顔見知りもいるスーパーなのとiPhone4に人が群がってはきたが無事に設定が終了。携帯へのインフォメーションがいちいちインドネシア語なので購入したものが十分なのかどうなのかもさっぱりだったが足りなければまた来ればいいと思い「バリSIMフリー生活」を開始。

 メール、ブラウジングは当然、Twitter、FacebookやGoogle Mapまでも何の問題も無く日本にいるかのように利用可能!


 SIMフリーiPhoneの特権「インターネット共有(デザリング)」も可能!


 そして借りてきたMifi(左)よりも現地SIMを3Gで使う(右)ほうが速い!


 サヌールからクタへ移動するタクシーの中でLogmein使って相模原のオフィスのメインPCを動かして大量の.MTS素材を戻ったらすぐ編集が出来るようにエンコードなんかもしちゃったりして


 調べ物、通貨のレート、道順、日本での価格、写真を撮ってはTwitterへ!いつも助けてくれるタクシーの運転手とは現地の番号で電話して、クタで知り合った友達には昼ごろにSMSでクタの波情報を聞いて昨日撮った3D映像をYoutubeで見せて自慢しちゃう。

 結局4泊5日の間日本への通話もiPhoneでのインターネットも問題なく利用でき、多少余らせて帰れることになった。残念ながら8/8までに再度アクティベーションしないと利用が出来なくなるとのことだが、次回以降Mifiすら借りる必要が無いことが分かった。

 前回思い切って買ったSIMフリーiPhone4はこれからどんどん海外で仕事をしたいと思う今、欠かせないアイテムだということを確信。

 日本の携帯はキャリアに縛られて「通話・通信料」という名の税金をいやおうなく徴収される端末みたいなもんだと思った。
 
 それぞれにライフスタイル、使い方があるのだからまあいいと思うが、SIMフリーで必要なときに必要な分だけ通話・通信料を払うというスタイルはずっと選択出来なかったというのはどうなんだろうか?「日本の携帯の使われ方」は「日本」だけの当たり前。
 
 DocomoがSIMフリーを選択出来るようにしたり、7月からキャリア間を越えてSMSが可能になったりと少しづつは変わってきている。

 iPhoneは高いので限ったことではないが、シンガポール辺りに行けばWindows PhoneやAndroidでもSIMフリーの携帯は結構安く手に入る。世界と戦うなら、1台持ってってもいいんじゃない?日本でも使えるしね:D



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