2011/04/09

期日前投票と地元のサクラ




 長らくかかっていた編集をプレビューに回し、とりあえずは一段落したこともあって歩いて市役所まで都知事選の期日前投票へ。

 高校卒業と同時に地元をはなれて静岡へ行き、9年ぶりに戻ってから8年。地元をちゃんとこんな風にゆっくり歩くのは17年以上なかったってこと。

 自宅から最寄り駅でバスをパスして市役所へ、帰りは隣の駅を目指して日高屋でチャーハン。

 地元には桜が綺麗な所が多いことをいまさらに知り、何処で働いていても家には眠りに帰るだけの自分の生き方に少し反省もする。

 投票所にはたくさんの人が期日前投票に来ていた。若い人も多かった。人々の生活や経済活動(仕事)における東京都と政令指定都市の首長である知事の持つ影響力は大きく、地方分権がトレンドなこれからはさらにその影響力は大きくなると思う。

 文化芸術に対することや雇用の助成金、都市としての方向性によってそのウェートは変わるだろうし、静岡なんかじゃ原発の再開までも知事の一存で二転三転している…。

 本心はあれだけ波乱万丈な宮崎県(前知事の官製談合関与、鳥インフルエンザ、口蹄疫)を沈めずに、舵を取り続け圧倒的な県民支持を受けた東国原氏になってもらいたい…が、誰がなったとしても一時の時勢にのみ流されるのではなく、活気ある日本経済の中心都市東京都を作ってもらいたい。

 現在の議院内閣制度から直接は首相は選べない。自分で選んだ議員が選んだ首相という間接的な形で首相を選ぶことになる(この責任も重いが…民主党に入れた人が菅批判とかね)。そういう意味でも自分たちで直接選べる知事選って行くべきだし、おもしろいと思う。