2011/08/10

若者を教えてて思うこと。

 2010年に引き続き、今年も神奈川県の県立高校で夏期特別講習の講師として5日間の授業を受け持っています。「映像デザイン(制作)」と名前の付けられた夏期講習で何を教えるか?というのが毎回とても大変です。

 今年は自身が大学のスクーリングに参加し、学びに来る側の気持ちが少しは分かってきたので比較的ポジティブにこの仕事をとらえて臨みました。

 昨年も思ったことですが、恵まれた環境で高校生という時期にクリエイティブに触れる授業を学校側が作ってくれるというのはとてもうらやましく思います。高校時代は大学受験のための勉強のみを「勉強」というと本気で思っていました。

 動画編集を教えていて今年特に感じているところは、「動画」というものにおそらくこの子たちはすごい「ニコニコ動画」を通して触れているのだな…ということです。TVでも映画でもなくインターネットの動画共有サイトである「ニコニコ動画」の影響が色濃い制作をします。

 テロップとかを入れるときの感じ、面白さをどう出すかのギミックの部分など全体の「つくり」がニコニコ動画っぽいなーと感じる。明日明後日も授業なので生徒がどんな風に仕上げるのかが楽しみです。

プラスアルファドットティーヴィー実験室


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