2010/04/14

半年間で教えられなかったこと。

昨年10月から今年の4月まで緊急雇用対策の関係でスタッフをひとり雇っていた。
はじめて人を雇用してのプロジェクトだったので右も左もわからないままに、
怒ったり、喜んだりして半年が終わってしまった。

しっかりとこの半年で出来たこと、出来なかったことを反省する間もなく
次の仕事に流れ込んでしまっていたのだが、
この間にやった案件で関わった人からのメールに対しての返信が
思いのほかこの半年間の自分の思いを上手く書けていたのでここに残すことにした。

以下引用

この6ヶ月間でウチの仕事としてホームページを作るという仕事が
コンスタントに入ってくれば4月以降も延長して仕事を手伝ってもらうって手もあったんだけど
さすがにそこまではなかったので今は次の就職決まるまでのアルバイトで手伝ってもらってます。

せっかくデザインとかの能力はあるのだから、
この6ヶ月間でお金もらって作る「仕事」ってどんなことなのかを覚えてくれれば
少なくとも一緒に仕事した意味が少しはあったかな?と思ったんだけど。
なかなかに難しいね。

やっぱりどうしても楽しいことだったり、楽なことだったりに流れたり
出来ないことがあると、「できません」、「どうしたらいいかわかりません」になっちゃって
「仕事」としてものを作るという「覚悟」ができない。

「作る」を仕事にするということは楽しいことだけじゃないからね。
出来なかったからどういう風にしたのか、
何がわからなかったのか、だからどうするのかのほうが大事なんだけどね。

やらせてもらった仕事はとても楽しかったみたいよ
今後も何かあったら相談してやって、そのかわりタダじゃなく、そしてお客として厳しく。
その経験が「クリエーター」を育てるので!