2010/02/27

「朝まで生テレビ!」

昨晩から今朝にかけてのテレビ朝日「朝まで生テレビ!」がとても面白かった。

田原総一郎氏があまり得意でなかったこともあってあまり気にかけて見たことのない
番組だったが昨晩のテーマは「激論!凋落の日本と若手起業家の“成長戦略”」だった。

出演者されたパネラリストの方々は以下のとおり

大塚耕平(内閣府副大臣、民主党・参議院議員、50)
齋藤健(自民党・衆議院議員、50)
東浩紀(東京工業大学特任教授、批評家、38)
姜尚中(東京大学大学院教授、59)
水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト、56)
井戸実((株)エムグラントフードサービス代表取締役、32)
猪子寿之(チームラボ(株)代表取締役社長、32)
加藤優次(アットナビベトナム(有)代表取締役副社長
CEO、31)
川崎貴子((株)ジョヤンテ代表取締役社長、37)
堀江貴文(元(株)ライブドア社長、37)
松谷卓也((株)プロジェクトニッポン代表取締役社長、42)
横田響子((株)コラボラボ代表取締役、33)

途中から見はじめたのだけど、現状の日本の若者の意識調査の結果に対する意見や
経済や働くということに対してのアプローチが世代間なのか大きな隔たりがあることが面白かった。

世の中で言うところの今までの当り前(セオリー)を言う姜さんや議員の方などに対し、
ホリエモンや東さんの考え方のアプローチがとても素晴しかった。
ただ、秀逸だったのはチームラボの猪子さんという人だった。
日本で起業家が育たない現状の悪しき慣例をYouTubeとWinnyの事例を
引き合いに話の場に引きずり込んだ。

アメリカでは英雄扱いの「YouTube」の開発者と日本で犯罪者となる「Winny」の開発者。

今の日本はやりたい人間、やっている人間の足を引っ張る社会が出来上がっていて
その典型がホリエモンだったと場話は大いに沸いた。

政治家の方々もこのアプローチにとても興味を示していた。
そもそもスタートから企業化の中に製造業がいないことが寂しいなどと言ってかみ合わなかった
世代間の話が一気にお互いの意見ぶつけ合ういい議論になった。

今日は午前中に静岡へ移動だったので早く帰りたかったのだが、結局最後まで目が離せず…

トップを走る起業家の怒りに近い「勢い」みたいなものを感じれた。
そして少し自分自身を反省するとともに同じ「思い」があることに安心した。

たぶん、世の中にはざっくり四種類の人がいる。
「がんばらなくても出来る人」、「がんばって出来る人」、
「がんばっても出来ない人」、「がんばらないし出来ない人」

「がんばらなくても出来る人」は限られた天才だったり、極稀れな才能にあふれる人たち。
今の日本って国の社会は「がんばっても出来ない人」を守ったり、助けたり、
応援したりしずぎている仕組みになりすぎている気がする。
そしてそれを絶対的な「美徳」としている。

今は政治や制度、支援なんかも必ず「がんばっても出来ない人」へ向く。
でも、実はそれが不景気を悪化させてるんじゃないかな?「がんばっても出来ない人」のために
考えたことは、実は「がんばらないし出来ない人」(やらない人)に食いつぶされて、
しかもそこを増やしている気がする。

本当にもう一度日本を成長軌道にのせたいのなら「がんばって出来る人」を支援してほしい。

やりたいことを夢中でやれるといいな。
がんばろう。


民主党 大塚耕平さんには今後少し注目したい。
電波受け取ったならがんばって欲しい。


最後に田原総一郎氏が言った起業に必要だったことは「勇気」という言葉
まさしくだと思う。
今はそれしかないのだろう。

なんか少し気が晴れた
明日はサーフィンしに行くぞー!仕事もがんばるぞ!