2011/12/20

大学生というもう一方のスタンス。

【SONY NEX VG-10 + Tokina AT-X 116 PRO DX

前回の「旅する本社」の帰り道、富士川ICで抜群の富士山。
これだけワイドでなかなか撮ったことない。
住宅の仕事用に買ったレンズだが、風景は今までとはちょっと違った画が撮れてなかなかおもしろい。

「旅する本社」で静岡へ行くと片道約「2時間半」。
この「2時間半」って時間がモノを考えるのに結構いい時間でこの2時間半で「答え」が出ないものはいくら考えても出ないと割り切っている。
前回帰り道、運転しながら帰りに考えたこと。。。

自分の「大学に対するスタンス」??

今年の5月に入学し、課題をはじめスクーリングに行くようになって今年度もあと4ヶ月もない。
「ものづくり」に対して常に「仕事」とセットになっていた自分には、生意気かつ優秀な多摩美卒の後輩たちがおよそ考えもつかないスタンスで「ものづくり」に取り組んでいることだったり、
今年こんな時期だからこそ大学に通おうという選択をしたこと。
今思えば、「映像制作」っていう今の仕事にちょっとしたカベみたいなものを感じてたこと等々…

9月後半から再び仕事が忙しくなってきてなかなかに両立が難しくなてきているが、
結論から言えば、通ってみてとてもよかった。

・描くことに対してのコンプレックスが少しなくなった。
・自分がどんな画が好きなのかを改めて見直せた。
・「画」に対してこだわりができた。
・「絵を描くこと」がとにかく好きな人たちのなか、自分はやっぱり「映像を創ること」が好きだと思えたこと。

強烈に「映像クリエーター」であるという自我が出ました。
今、半年前の自分と比較しても圧倒的にいい映像を創っている。
先生がた、同級生にはホント感謝です。

セミナーとかで有名になったクリエーターの人が、美大生とかに言っているのをよく聞くことだが、仕事では必ずしも好き勝手に「ものづくり」が出来きるわけではないので大学生のうちに思いっきり「ものづくり」してください。
仕事でしか「ものづくり」をしてこなかったということもあってどういうことなのかわからなかったが、今はこれを思いっきり真に受けている。
僕は大学での「ものづくり」は課題であってもスクーリングであってもそれ以外もとにかく「楽しみたい」と思っている。
究極、「映像」にプラスアルファのスパイスとしての「イラストレーション」と思っている自分としてはみんなほどの「思い」も「必死さ」もないかもしれない。

んーやばいな…なんかあんまり正直に書くのも問題があるかもしれないが、

必要性を感じなければ卒業することもあまり意味がないと思っているし、他のことが必要と思えば写真科とかに移籍するのもありだな・・・なんて思っちゃったりもしている。

上手く言えてないかな…

2Dice」という活動をいっしょにはじめ、
彼の「画を描く姿勢・能力」をリスペクとしている同級生の映像を撮った。



若くして家族がいて、簡単には決断できることではないとも思う。
特別彼だけに対してということではなく、ここで知り合った志し高い同級生には「画」で食っていけるようになってもらいたいと思う。

課題とか大変だけど、いっしょにいろいろやっていこうね!


余談…

映像屋といういつものスタンスでは僕は一応プロなのでちゃんと「目的意識」持って創りました。
息詰まるようなドキュメンタリーを来年コンテンツとして撮りたいと思っているので
これは、そのサンプルにさせてもらいますよー!