2011/06/21

Youtube 3D動画(立体視動画)の楽しみ方。

 アバターで一気に盛り上がった3D動画だったが、あまりに見れる環境が限られているためなかなかにその普及は進んでいないように思える。なんとなく、制作者のエゴなのかなー?なんて思ってしまうこともあるのだが、携帯には裸眼3Dのディスプレイが搭載されたり、撮影まで可能になるなど絶対にはまるコンテンツが出てくるはずです。

 プラスアルファドットティーヴィーでも「GoPro」による3D撮影や「FinePix REAL 3D W3 FX-3D W3」撮影による素材を使って3D動画(立体視動画)の制作をしてきました。

3D動画(立体視動画)を簡単に公開する方法としてYoutubeがあります。いち早く3Dに対応し、サイドバイサイドなどで書き出した動画を3D動画してくれます。

 今回はその公開方法ではなく、その「楽しみ方」を書きます。

 まず、3D動画の見分け方
 プラスアルファドットティーヴィーのトップページにもサンプルを出しているのですが、3D動画は大体左右に「同じような」動画が並んだ状態のサムネイルのものがそうです。

 再生ボタンを押すと右下に「3D」ボタンが出てきます。これで視聴環境にあった再生方式にします。


 3Dボタンを押すとタブが持ち上がります。


 一番上の「赤/シアン」となっている部分が現在の視聴方式です。今回は「赤/シアン」つまり、昔付録などで付いてきた赤青メガネで見る形式となっています。ここを変更するためにクリックします。


 大きく分けて上から順に「色つきメガネ」「3Dテレビ・モニター」「メガネなし」となります。

・「色つきメガネ」…代表的なのは「赤/シアン」(赤青メガネ)ですが、「緑/マゼンダ」などもあります。お手持ちのメガネの色に合わせて選んでください。

・「3Dテレビ・モニタ」…映画館のRealDのメガネと同じメガネで視聴可能なのが「水平インターリーブ~」になります。専用のモニタと偏光式のメガネの組み合わせにより視聴可能です。確認はしていませんが3DTVで視聴の場合は「サイドバイサイド」に設定し、テレビ側で設定して視聴が出来るはずです。今後はインターネットテレビなども普及してきてここの利用が増えそうな気がします。

・「メガネなし」…色つきメガネも特別なモニタもない場合には「目がよくなる本」的な見方でより目にして3Dを見ることが可能です。

 自分の視聴環境に合わせてクリックすると画面が変わります。

 
 設定した状態で3D動画が見れているかのデモ動画が流れます。「上手く表示されました。動画に戻ります。」をクリックすると元の動画の視聴環境が変わっています。

 3Dボタンのタブの上から2番目以降で細かく見方を設定できます。

 再生される動画は以下のような特長があります。

「色つきメガネ(アナグリフ)」形式
色が「青/赤」などで端でずれたように表現されています。昔のように全動画部分が「青/赤」の2色になるわけではなくフルカラーの設定にすれば色の再現性もそれなりに出ます。

「水平インターリーブ~」形式
専用のモニタの走査線で左右の映像を分けます。偏光レンズを利用し立体感を味わえます。PCのモニタに多く使われた方式です。フルカラーが再現されますが、映像のズレも目立ちます。よーく見ると横線が入っています。

「メガネなし」形式
映像上の2つの白点をじっと見ることで映像を立体的に浮かび上がらせます。平行法や交差法と言われる方法で特別なモニタやメガネなしでも見れます。

「番外」
※3D動画を2Dで見るには「3D」ボタンから「3Dをオフにする」を選べば2Dとして動画を楽しめます。

 基本的にはどの方法もいかに映像を左右の目に振り分けて見させるか?というための方法となっています。以上を踏まえて是非3D動画を楽しんでみてください。「3D」ボタンは再生後に出てきます。視聴環境に合わせてご覧ください。






plus-alpha.tv TWEEKS