会社に勤めていた時と独立した今とで大きく変わったことがある。
AfterEffectsでの作業にしろ、その他のさぎょうにしろコツコツやれるようになった。
もしかすると、仕事に限ったことではなく出来るようになっているかもしれない。
ある意味打算的で経営者的で反クリエイティブな面があることは拭えないが
この好きな仕事を長く楽しくやろうと思うと実は「コツコツやれること。」が
一番大事かもしれない。
きっとこれは何においても同じことなのだろう。
嫌いだけど、イチローはその代表だろう。
何かことを成すということはギャンブルですることではないのかもしれない。
明日急に僕がFlashのスペシャリストになったり、3DCGアーティストになったりすることはない。
AfterEffectsをコツコツと続けてきたことだけが自分自身を支える。
人生に一発逆転はないのだ!
今日、スノーボードハーフパイプの国母選手の記事を読んだ。
参照:
決勝のエアを見た。
確かに「ダブルコーク」という大技は手をついて失敗して得点は伸ばせずメダルは取れなかった。
「スノーボードは体操ではない」当初そういっていた国母選手がオリンピックの決勝で飛んだ
「ダブルコーク」ショーン・ホワイトに一歩でも近づき、日本にメダルをと思ってコツコツやったんじゃないだろうか?
昨日今日の思いつきで飛べるエアじゃないと思う。
21歳にして既に世界を転戦するプロのスノーボーダー並の努力ではなく
覚悟を持ってコツコツと積み上げたその肩に「自信」と「日本」を背負って飛んだんじゃないだろうか?
出場辞退を迫った人たちや、無責任に騒ぎ立てた人々にはどう映ったのだろうか?
「日本」を背負う覚悟がない人にいいも悪いも口出す資格は無いと思う。
「この後に続く本当のスノーボーダーが五輪を目指してくんなきゃ、おれがまた出るつもりでいます」
こう大会後話す彼を誰が否定できるのだろう?
自分がやりたいことをするということは「コツコツと続けること。」
僕は国母選手の今後の活躍を刮目したいと思う。